わしは、小・中・高校の時、作文を書くのが苦手でした。
書いている途中で眠くなるのだぁ（泣）。

運動会や文化祭などの行事ごとに書かなければならない作文、
給食のおばさんへの感謝の手紙とか、読書感想文etc…。

これらを書く時、400字詰め原稿用紙のマスが鬼のように見えて、
いかにこのマスを埋めるか、いつも必死に考えていました。

とくに最悪だったのは、夏休みの課題の読書感想文。
例年優秀な賞をもらった感想文は、その地域で冊子にまとめられたり
するんだけど、そいつをひっぱり出して、他の人がどんなことを書いて
いるんだか、読んだりしました。

う〜ん。書いてあることがよくわからん…。

賞をとっている感想文って、ちゃんとした文章で書いてあるんだけど、
難しい言葉がいっぱい並んでて、ホントにこんなこと思ったのかなぁ…
などと、イケナイことを思ってしまいました。
どんな人が書いてんだろう…、なんて思ったりしてね。

とにかく、よく国語の試験の問題文を理解できないのと、
ちょっと似ていたなぁ。
でも、賞をとっているんだから、模範的な感想文なんだろう…。
が〜ん、こういうものを書かなくてはいけないのか？！

そういう模範的な感想文を変に意識しすぎたせいか、何を書いたら
いいのかわからなくなってしまって、書くことを楽しいと思ったことが
ありませんでした。だから苦手というより、苦痛だったのだぁ（涙）。

自分がその感想文を読んで、この本を読んでみたいな〜、と思える
ものを、自分の言葉で素直に書けばよかったのに。

感想文に限らず、作文という作文も、だいたいこんな調子でした。

こうして考えると、現在このＨＰで、国語文法めちゃくちゃな文章を
公開したりして、学校を離れると暴挙に出てしまいます。

もう開き直ることにしました。
よく、わしの文体は妙な特徴が…と言われるのですが、
わしは、自分が書いてて楽しくない文章は書かないことにしました。
だって、疲れちゃいますもん。

あ、会社の稟議書とか評価面談シートくらいはちゃんと書くので
許して下さい〜。

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