お金持ちとの結婚が決まって、先々安定した生活が約束されて
いるＯＬジョジョ（ン・シンリン）。
父と二人暮らし、愛情に飢え、世の中に厭世的で悪いことをしては
刑務所に出たり入ったりのモウ（レオン・ライ）。

そんな二人がふとしたことで知り合い、お互いにないものを
求めて魅かれあう。
最初に二人が会った時に交わした言葉は「縁があったらまた会える」。

1000回瞬きをしたら、会いたい彼に会えると祈る彼女。
彼女と同じように、再会を願う彼。
でも、立場の違いは、二人を会わせようとしない。

そしてやっと再び会える夜、彼は事件の濡れ衣をきせられて、
またもや刑務所に。

二人はホントにめぐり逢うことができるのか？

…というのが大雑把なストーリーです。
二人の恋の行方が中心ですが、そこに、父と息子の関係や、
主人公二人に絡まる人々の話などがぶち込まれています。

−−−−−

さて、ここからは感想です。

もうはっきし言って、二人の関係がじれったい！
男と女は、想いあっていても、縁がなかったら一緒になれんのか〜っ、
と思ってしまうほど、とにかく、じれったいです。
短気な人にはオススメできません…。

ストーリー的には、特に新鮮な印象はなかったのですが、
この映画を見ると、男と女は、お互いの気持ちを思いやって、
心を許し合える人に出会うことができたなら、本当に
幸せになれるでしょう…と切に思いました。

父と息子のやりとりでは、世間を気にしながら生きる父、
思ったことは貫きたい息子、考え方の違いが
やがては打ち解けてくるところに、涙腺が緩んできてしまいました。

レオンのちょっと切ない表情が見どころです。

＜「1000の瞬き」レオン・ライ舞台挨拶！＞を読む

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