年齢が上がれば上がるほど、彼がいない、好きな人が出来ない、と、
切実に思う人が多いみたいです。

わしは、あっちゃこっちゃに好きな人がいっぱい〜。
でも、彼にしたい好きな人ってのは、一緒に楽しそうに手を繋いで
いる姿が想像できる人です。単純だ…。
ところで「好き」には、２つのタイプがあるみたいだ。

＜直感的にわかる「好き〜」＞

いわゆる一目惚れ、とか、「レオン・ライ好き好き〜」みたいなやつです。
この場合、確かに自分の理想に叶った人かもしれないけど、
到底手の届かなそうな相手だったり、性格が合わない相手だったり
することが多い。

「彼ができない〜」と言う人は、こういうタイプの人を
追いかけているのかもしれない。
上手くいく人もいるけど、ドラマと違って、上手くいかない
場合のが多かったりする。

え？つまり、あきらめろ、って言いたいのかい？
人生にはあきらめが肝心ということもありますからねぇ。
そういう人は、鑑賞物、目の保養と思って、遠くから「好き好き〜」
って言っていればいいんです。

それでも、どうしても理想の人じゃないとヤなの〜！という人は、とことん
追求してほしい。「自分の考えを貫くわ〜！」と、我が道を走ってください。
ただし、間違っても「あなたの彼氏は別にタイプじゃないけど、
そういう二人の雰囲気ってのがほしいの〜」などと言わないでください。

＜自身が、学習した結果に会得した「好き…」＞

直感的に「好き」と思う人と上手くいかなければ、他に探すしかない。
いろんな人に接すると、こういう人が自分に合っている、こういう性格
の人っていいetc…、直感的「好き」とは別に、じわじわ〜と思う「好き」
もあったりするかもしれません。考えた末に感じる「好き」という気持ち…。
で、それらをいずれ、直感的「好き」として感じることが出来るように
なったらラッキーだ。

就職活動の時、自分の行きたい業界だけをせっせと回って、興味がない
と言っては、その他の業界の資料を見たりしないと、結局玉砕した時
選ぶ範囲が狭まっていて、つまらない会社に就職したりする。
行きたい業界以外にも、魅力ある業界があったかもしれない…のだ。

同じように「好き」という気持ちの範囲を、広く持っていた方が、
すごく得じゃないかな。それだけ出会う人を、好意的に見ることが
できるってもんです。

年齢ばかり上がって、彼がいなくて焦っているなら、
「生理的にこの顔ダメだわ…」だったら仕方ないけど、
「手くらい繋いでも悪くない」くらいの人だったら、付き合ってみなはれ。
悔しいけど年をとったら、誰でもいいから付き合うことなんて許されない。
だって今度は、付き合うだけじゃなくて、結婚も考えないといけないかもしれない。

よくある話だけれど、男が次から次に涌いて来る人がいるかと思えば、
ずっと誰も見つからない…という人がいて、何でこんなに極端なんだろう、
と思う時があります。

たぶん、いろいろな人と付き合って、「好き」の範囲が広いんだと
思いますなぁ。自分が合う人も、どんな相手から自分が好かれるかも
わかっている…。

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