どうやら電車の痴漢は、美人ばかりを狙うわけではないらしい。
わしは、明らかに痴漢だな、というのに、１０回くらい遭遇している。
（ばかやろッ、ふざけんな〜、コノヤロ！！）

つい昨日も、帰りの電車で痴漢にあった…。
わしはいつも、東京駅から中央線始発で座って帰る。
それも大抵爆睡するので、寄りかかって眠るために、
７人座りのドア寄りの席に陣取ることにしている。
パイプに頭を乗せて寝ると、よく眠れるんですよね。

それで毎回、自分のトコの駅を通り越して、遠い駅まで運ばれちゃう
わけだけど、昨日に限って、この爆睡娘も途中で目が覚めた。

阿佐ヶ谷駅を過ぎた頃、寄りかかっていた右側の耳に、異様な感触。
触られているんだか、撫でられているんだか、とにかく何かが触っている。
薄目を開けて周りを見回すと、さほど混んでない様子。

むむぅ、あやしい…。

以前友人は、やっぱり同じ席でとんでもない目にあったという。
何と、ふと横を見ると、男の人が見せてはいけないものを露出していた！
…というのだ！！

これを聞いて、７人座り角席は、ひじょーにデンジャラスゾーン
なのだ、ということを知ったのであった。

ところで、その耳であるが、いっこうに止みそうにないので、
がばッ、と、いきなり頭を上げて、き〜っと威嚇すると、やっぱり男がいて、
思いっきり慌てた表情をした！
それと同時に、パイプに身体を押し付けていたのを、離したのだった。
（勿論、わしの方に向いてるのが正面じゃ）

これはやっぱ、痴漢だぁぁ〜！！

あんまりわしが睨んでいたので、相手は目をそらし扉に張り付いて
いたが、ちょうど次の荻窪駅に到着し、そそくさと下車していった。

けっ、てめーなんか、瀬戸内海へ箱に詰めて沈めてやるんだ！！

次に、変質者の話である。
これはわしの体験では、今までの中で一番のヒットである。
（ヒット、って、喜ばしいことじゃないんだからさ〜）

外出先で一息つこうと、丸善お茶の水店、文庫本売り場で立ち読み
していた時のこと。
ふと、後頭部に何かがかすった感触。
でも、ま、よくあることだよね、店の中は混んでるんだから。

果たして、二度め。
おっかしいね〜、身体がぶつかるならわかるけど、後頭部とはね…。
ま、いいよ、気にしない気にしない…。

すっかり忘れて店を出て、横断歩道の信号待ちをしていたら、
ふと寄ってきた男が、ポツリ一言。

−−２度もキスしたのに…。

ぎゃ〜、変質者ですぅぅぅぅ！！
ムカついた表情で男を見たあと、何か言おうと思ったが、
男は信号が変わるやいなや、足早に立ち去っていった。
３０代後半の、普通のスーツを着た、フツーのビジネスマンらしい男。
き〜っ、聖橋から突き落として、鯉のエサになってしまえ！！

こういう類の話を友人にしたら、
「そーいう人を引き付けるオーラを放っているんじゃないの？」。

ふ〜ん。そうかい…。
わしの推測では、おそらく反逆して来なさそうな人を狙うんですね。
だから美人とか、そうでないとかは、関係ない。

よく、自分にスキがあるから、そういう目にあうんだ！って言う人が
いるけれど、外見っていうのは、中身と一致しないから、イヤなんだよね。
ちなみにわしは、黙っていればおとなしそうに見える、らしいです（友人談）。
外見は、変えようがないからツライんですよね。いっそ般若の面でも
付けようかと思っちゃいます
…自分では、中身は相当キツイと思うんですけどね。

とにかく、痴漢、変質者行為は、極悪です。
もお、許せません！！

先々月も、丸の内線の四ツ谷〜赤坂見附間で、フトモモを触ってくる
ヤカラがいたので、振り返ってみると、薄ら笑いを浮かべた超不ッ細工
な男だった。

か〜っ、わっかんないな〜。
痴漢なんかしている時間があったら、もっとマシな顔に見えるように努力
したら？って感じ。

世の痴漢、変質者どもへ。
ぜったい畳の上では死ねませんね。
地獄に落ちて、エンマさまにいたぶられてよね！！

すべてが法で裁けないのなら、こういうことも叫んでしまいます。
されても仕返しできないから、ストレス倍増です（するのか？仕返し〜）。
みなさまも、アヤシイ人には、十分注意しましょう〜。
本日は、毒舌モードでお送りしました。

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