3/12（金）、武道館でのフェイ・ウォンのコンサートに行ってきました。

フェイ・ウォンって誰？と思った方へ、少々解説を入れると、
ウォン・カーウァイ監督「恋する惑星」で、ファーストフードの店員の
妙な女の子で主演していた人です。

最近では、ファイナルファンタジーというゲームのCMで歌が流れています。
1969年北京生まれで、現在は主に北京を拠点に活動している歌手なのです。
ちなみに、一児の母だったりするのだ！

ところで、今回のコンサートの客層は様々でした。
日本在住の中国の方や、ゲームファンっぽい男性だとか、香港映画ファン
らしき人だとか…。

フェイ・ウォンの魅力は、何といっても歌が上手いこと！です。
以前行った、アンディ・ラウやアーロン・クォックなどのコンサートでは、
最初の登場から、そのあまりに派手な衣装に思わず目が飛び出るかと
思いましたが、フェイ・ウォンの場合、非常にシンプルな演出で、
ひたすら歌を歌う…という聴かせるステージでした。

日本でも発売された最新アルバム「王菲唱遊」を中心に、過去のヒット曲も
交えての流れでしたが、家でCDを聴くより、断然、生の声のがよかったです。

しっとりしたバラードから、アップテンポの曲まで歌いこなすのがすごい！
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」という曲も歌ってました。
この曲が始まった時、すごい歓声が上がりました（あぁ、わしも洋楽音痴
じゃなければ…）。
ちなみにわしは、沖縄民謡的歌い方の時が、特に好きだったりします。

「恋する惑星」の時も、めちゃくちゃ細い人だなぁ、と思いましたが、
生で見てもやっぱり細い！
どこから、あのパワフルな声が出るのだろう〜。
それから、映画でも独特の雰囲気を放っていましたが、ステージでも
独特の動きは健在でした。

とにかく、歌を聴いていて、身体がしびれるような感覚…とでも言うので
しょうか？素敵なコンサートでした。
こんなに自分に近い距離にフェイ・ウォンがいるのが、とっても感動でした。

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