11月29日の日曜日、玉姫稲荷神社の靴の市へ行きました。
毎年この時期、この神社界隈の靴を扱う店が、神社を中心に
テントで店を出します。市場価格に比べるとかなり安くて、
どんなに高くても１万円もあったら、いい靴が買えます。
ストレッチブーツが2,000円というのも見かけました。

浅草界隈に詳しい友人からの情報で今回初めて行きましたが、
駅からすぐ、という場所でもなく、教えてもらわなければわからなかった
なぁ、というくらい穴場な市なのではないかと思います。

玉姫稲荷神社の場所は、台東区清川２丁目。
南千住の駅から、吉野通りを５００ｍほど南に下り、左に曲がると
この神社があります。
地名では残ってませんが、山谷と呼ばれる場所で、
日雇い労働者の簡易旅館が並んでいたり、独特の雰囲気を放っています。
昼間は、市があった神社周辺以外は、比較的人通りも多いわけでなく、
静かな感じです。

さて靴の市。受付に住所と名前を書くと、来年の開催案内のハガキが
もらえるそうで、さっそく書くと、前に並んでいた人の住所は小金井市。
結構遠くからも来ているものなんですね。

店は、紳士靴から婦人靴、バックや財布、ベルト、手袋など、いろいろ
あります。
パンプスは、大体3,000円から5,000円が相場。高くて8,000円〜10,000円。
わしも、早速5,000円のショートブーツを購入。

一通り買い物を済ませて、その後、足のサイズを測定してくれるサービス
があり、受けてみました。
足長、足幅、幅の周囲、甲の周囲を測り、紙に足の型を写してもらい、
それをもとに、専門家の方へご相談が出来ます。

測ってもらうと、自分が思っているのと、大分サイズが違うものなのですね。
いつも22,5cmの靴を履いてますが、測ってみると右21,1、左20,9cm…。

わしは、あっさり「外反母趾ですね〜」と言われ、毎日足の親指を、外側に
向かって引っ張るようにすべし、とアドバイスされました。
わしの足の型って、ペンギンの足みたいなのだった…。

帰り道は、南千住から秋葉原駅行の都バス。
南千住→清川→今戸→花川戸→浅草→蔵前→鳥越→秋葉原と、窓の景色を
見つつ、下町散策を締めくくりました。

●ちょっと寄りたい店「天ぷら・伊勢屋」●

三ノ輪駅から土手通りを南へ、台東区日本堤１丁目、吉原大門交差点の
角にある、天丼、天ぷらの店です。
その古い建物からは、かなりの歴史を感じてしまいますが、
いつも行列が出来る店ということで、この日も、11:30開店の３０分前に
行ったのに、すでに店の外に１０人くらいは並んでいました。

食べたのは、天丼「ロ」￥1,900円（天丼イ・ロ・ハがある）。
大きい穴子とかき揚げ。ちなみに、「イ」には穴子がない…らしい。
わっ、胃もたれしそうだ…、と思ったものの、食べてみると、
天ぷらのサクッとした触感、あまりしつこくないあっさりした味わいが
美味しいです。

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